NPO法人
渋川広域障害保健福祉事業者協議会
〒377-0008
群馬県渋川市渋川1760番地1
市役所福祉庁舎内1階
TEL:0279-30-0294
FAX:0279-30-0322
理事長あいさつ
私たちが現在のNPO法人渋川広域障害保健福祉事業者協議会(以下、「協議会」という。)を立ち上げるきっかけになったのは、平成18年の障害者自立支援法の施行と同年2月の渋川市の周辺5市町村の合併でした。最初に渋川市にある福祉施設22事業所が渋川市障害保健福祉事業者協議会を設立し、合併後、吉岡町、榛東村にある福祉事業者によびかけて、現在の38事業所で当協議会を設立しました。

 平成18年にNPO法人格を取得し、平成18年10月より渋川広域障害福祉なんでも相談室を開設しました。また、協議会の目的である、福祉事業所の地域貢献について、相談事業の他に、市町村の障害福祉計画への参画、地域自立支援協議会への参加、地域自立審査会への協力などを実施してきました。
 
 さらに、障害者自立支援法の情報を施設事業所間で共有化し、ネットワークを構築するとともに、施設・事業者が今まで蓄積してきた知識・技術を地域福祉に生かし、地域で生活する障害者が安心して暮らせる仕組みを市町村と協力して作り上げようとしています。
 
 現在の各事業への取り組みと今後の課題及び展開について、以下にまとめました。
  
    障害者の相談事業
障害福祉なんでも相談室が渋川市のほっとプラザに移転したことを契機に、現在300件ほどの相談件数をさらに増やし、訪問相談等を増やし充実を図っていく。土曜日も相談員を配置して、幅広く対応していく。
 
    地域自立支援協議会への参加
地域自立支援協議会の事務局的機能を持ち、積極的に参加し、さらに各福祉事業者の意見を提言していきたい。
 
    福祉庁舎「ほっとプラザ」の管理運営事業
地域の障害者が利用しやすい福祉庁舎を目指して、管理運営を行っていく。同じ建物にある渋川市社会福祉協議会は地域福祉の拠点という位置づけがあり、協力して事業の遂行を行っていく。
 
    障害者当事者団体との関係作り
障害者当事者団体が安心して相談ができ、その団体が福祉庁舎を拠点として活動できるようにお手伝いをしていく。また、その団体の事務局機能も担っていく。
 
    就労の場の拡大
平成21年4月より、福祉庁舎の清掃を担当しているが、今後はこの事業を充実させ、実績を残し、他の建物の清掃等、就労の場の拡大を図りたい。
 
    ネットワークの充実強化
障害者自立支援法の状況を把握しながら、情報収集や情報交換を積極的に行い、当協議会メンバーのネットワークを強化し、さらに市町村との連携強化を図っていきたい。
 

今後、ますます福祉サービスの多様化、複雑化が予想される中で、私たちの協議会の役割と責任が益々問われることを肝に銘じて、事業の遂行にあたりたいと考えています。
  今後とも、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。


 
NPO法人 渋川広域障害保健福祉事業者協議会

理事長 眞下 宗司